iMacへの換装目的で、HDDからSSDへOSのクローニングを行ったわけですが・・・
手順の予定としては・・・
1:外付けHDDのSnowLeopard(以下10.6.8)で起動する
2:SSDもUSBで接続し、ディスクユーティリティでインストール用に初期化しておく(注1)
3:SSDを3パーテーション分割し、それぞれ10.6用、データ用、ElCapitan(以下10.11)用の容量を確保
4:内蔵HDDのLeopard(以下10.5.8)から起動して、CarbonCopyClonerで10.6用の領域にクローニング(注2)
5:外付けSSDからの起動を確認する(注3)
6:10.6のインストールDVDで、SSDにクローニングした10.5.8を10.6にUP
7:10.6を10.6.8にUP
8:外付けHDDの10.6.8に切り替えて、SSDの10.11の領域に対して、10.11をインストール
という、ややこしい流れ(笑)の予定だったのですが・・・
5番の流れで見事につまづきました・・・orz
起動ディスクとしては認識されている模様なのですが、システム環境設定の起動ディスクの項目でSSDを選択して再起動してもそこから起動できず、option押下起動でスタートアップマネージャを表示させ、SSDを選択しても最終的に起動できないという・・・
試しに3.5インチのケースに、以前クローニングしておいたシーゲートのSSHDを接続してみると、そのSSHDからは起動成功。
それではと、その3.5インチのケースにSSDを接続してみるものの、やっぱりSSDからの起動は失敗。
そこから強引に、SSDの10.5.8のデータを10.6へのUPを試みたものの、SSDからの起動時に進入禁止マークが表示されて失敗(←当たり前)。
この一連の流れの間に、色々とググってみたのですが、どうも変換コントローラ(両ケースともコントローラはJMicron製でした・・・)とSSDとの相性も怪しげな感じ・・・
このままではラチがあかないので、すぐ施せる手段から試そうと、急遽、地元のパソ屋さんまで行って、SATAーUSB変換ケーブルと、保険として別の2.5インチケースを購入することにしました。
帰宅後、SATAーUSB変換ケーブルでSSDをiMacに接続して、SSDの10.6領域を一旦消去の後、再び10.5.8をクローニングし、SSDからの起動を確認したところ・・・
何事もなかったかのように、SSDからの起動に成功(ちなみにコントローラも、JMicron製ではなく別のものでした)。
そこからは、SSDにクローニングした10.5.8を10.6にUPし、ソフトウェアアップデートで10.6.8にUP、一旦、外付けHDDの10.6.8に切り替えて、SSDの10.11の領域に10.11をインストールという感じで一気にこなしました(笑)。
このクローニングしたSSDを、2日後にiMacに内蔵したのですが、換装時にちょっと気になったことを次回の記事で取り上げようと思います。
今回、色々と苦労させられた犯人がこちら・・・
この相性問題で費やした3時間は、いったい・・・orz
注1:フォーマットはMacOS拡張(ジャーナリング)で、パーテーション形式はIntelMac用のGUIDにすると、IntelMacで起動可能な形式になる。
注2:外付けHDDの10.6.8環境をクローニングしても良かったが、その環境は頻繁には使用していなかったことで、それまでメインで使用していた内蔵HDDの10.5.8環境から10.6.8にUPした物にしようと思い、今回はこのような手段をとった。
注3:システム環境設定の起動ディスクの項目や、option押下起動時のスタートアップマネージャで、目的の外付けディスクが表示されると、通常はそのディスクを選択して起動することが可能だが、SATAーUSB変換コントローラの相性によっては、確実に起動できるわけではないことを、今回、初めて知らされることになった。
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